かれこれ25年経ちました。私（社長小柳）は、大学を卒業した後、5年ほど企業に勤めておりました。
今の塗装の仕事とは、全く縁もゆかりもない関係のない仕事です。

ザナヴィ・インフォマティクスという車載機器のメーカーの開発部門におりました。
家業を継ぐため、退職したのですが、その後この会社も２００９年にM＆Aで解散してしまいました。

「あの時は良かった。」「今、残っていたら…。」など、振り返ることは、あまりありません。
しかし、こうして書いているのは、前職に絡み、とても驚いたと同時に嬉しいことがあったからです。

先日のお問い合わせに、某社のNさんという方から問い合わせがありました。
急ぎ相談とのことで、その日の夕方は、空いていたので見えて頂きました。

会ってびっくりです。電話では一言も、言っていなかったので気が付きませんでした。
ザナヴィで同じ部署でお世話になった先輩でした。
Nさんとは、3年ほど前に他の先輩が主催し声をかけていただいた飲み会で二十数年ぶりにお会いし、「塗装が絡んだら、頼むよ。」とお話したのは覚えております。それが、現実になりました。

仕事の詳しい話はできませんが、こうして、前職の先輩から本業の話ができるなんて有難いじゃないですか。
（本人見てるかもしれません。）
これもご縁ですね。

ザナヴィ・インフォマティクスという会社の経験は、おかげ様で今の役に立っております。
何の仕事をしていたかって、「俯瞰的に見る仕事」です。

ちなみに、今もカーナビの仕事はしておりますよ。
部品の塗装ですけどね。