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塗装のこと

秋は見学

 10月は、振り返ってみると、「ちょっと暇なのか?」と思ったりもしましたが、結果としてボチボチでした。というのは、動きのあったお客さんと、そうでないお客さんが割とハッキリしていたのです。輸出される機器に使われる部品を扱うお客さんは比較的、作り込みで動いておりました。
 一方、動きの悪かったお客さんは、11月に入って巻き返しを図ってきています。また、見積もりやご相談も、既に数件いただいており、取引少ないながらも新しいお客さんとの取引も始まりました。懸念材料は、材料費や光熱費の高騰と半導体不足にみる部品調達です。来年の春には大手電力会社の電気料金値上げが予定されています。課題が付きません。やれやれです。

さて、タイトルの件、先月は2つ見学会に行ってきました。
1つは東京工業塗装協同組合の青年部企画の工場見学会。

神奈川の組合の事業所3社を見学(写真は残念ながら公開できません。)同業仲間とあって良いところ課題も見せていただきました。気づきも多く有難かったです。自社の課題に置き換えて考えて取り組んでゆきたいと思います。

もうひとつは、東京ビックサイトで開催していた、表面改質展・洗浄展です。
表面改質は、物質の表面を変化させる技術の総称です。塗装も一分野に入るものの、塗装やめっきは、それ自体で大きな分野ですので、表面改質とはあまり呼ばれてはいません。塗装では、むしろ改質は、塗装する前の段取り工程、前処理として使われます。最新技術の動向を把握するのも大切です。技術によっては、「凄い!」と思いつつ、実用性と課題も見えました。Webの情報と現物は違います。こちらも見てきて良かったです。

見学会は、コロナ前は、いつでも行ける感がありました。コロナ禍になってから、今ではチャンスと見たら行ける時に行かないと…、と思います。また、コロナ第八波が懸念されています。皆さん気を付けましょうね。

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