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表面技術が一番分かる(技術評論社)出版しました。(代表 小柳)

おかげ様で、この度、私弊社代表 小柳拓央が出版しました。
執筆にあたり、多くの企業・団体・個人の皆様からご理解とご助力を頂きました。
この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。

この本について

この本は、表面処理(塗装、めっき、アルマイト、化成処理など)の入門者向けの解説本です。
基本的な用語の説明から、違い、原理・実際の作業現場での扱いや、実用途などを出来るだけ易しく解説しています。

読者対象は、表面処理の技術入門者、金属加工の設計者や技術営業・発注担当者、工学系の学生、
特に“これから学ぼう”という方には、表面処理の概要を知る上で、お役に立てる内容です。

本を出版する思い

個人的なことになりますが、20数年前、会社に入って3年経たずして代表になりました。当時は知識と経験が追い付かず、現場と顧客に教えられ、必死で学び、顧客と折衝を重ねてきました。
当時、話をする顧客の担当は年長者ばかりで、また先代親父と同世代の社長さん達です。
おかげさまで鍛えられ育てていただきました。

実務経験を積んだところで、今後の他社との営業差別化を意識して、40歳になるのを機に技術士の資格にチャレンジ取得しました。(ちょうどリーマンショックと東日本大震災の直後の頃で、非常時のころでした。)

技術士になるには、受験科目を選択する必要があります。
塗装という科目はなく、対応できそうな分野として金属・機械・化学・経営工学が該当しました。
取り扱うものが金属製品であることから、金属部門を選択しました。
幸いにも、顧客の製品がどのような材料を扱い、加工されているのか、どんな課題や難しさがあるのか学び、また塗装以外の表面処理についても多く学ぶことができました。これが血肉となっています。(ちなみに、塗装に関する出題は1問をありませんでした。)

技術士を取得した後、いつしか金属加工が多いこの周辺地域と工業塗装業界に貢献、次世代に技術の知見を残したいと考えるようになりました。その手段の1つが、出版です。出版に際しては、普段から業界誌でコラムを連載していたこともあり、技術士の仲間から、ご縁を繋いで頂きました。ちょうどコロナ禍という非常事態期間直後の頃です。これをチャンスととらえました。

なぜ表面処理か

弊社の主たる生業は、ご承知の通り工業塗装、特に金属製品中心です。
塗装する部材は、金属(主として鉄、アルミ、ステンレス、亜鉛等)、そして既にめっき、アルマイトなど表面処理された部材や、表面処理鋼板です。
そのため、これまで他の処理も知見を深める機会が必然的にあり、入門者向けであるならば表面処理という括りで、ある程度説明できるようになりました。

一言で表面処理といっても、実は技術の種類が豊富です。それぞれ技術ごとに細分化された専門家も多くいます。
そのため、個別の技術についても、それぞれの専門家が執筆された本はたくさん存在します。しかし、それだけに各種類を体系化して「表面処理」として易しく書いたものは、あまりありません。
 また、弊社の生業に特化した「工業塗装」は世間では、業界の認知度が低く、一般の読者の手に取ってもらえないという版元(出版社)の意向もありました。これは私が感じていたことでもありました。
それでは、逆に表面処理の中に塗装を含めることで、より多くの方に手に取ってもらい、工業塗装の認知度向上にも役立てようという考えもあり、表面処理で執筆しました。(余談ですが、技術士(金属部門・表面技術)の試験には、きっと役に立ちます。)

次世代への技術の継承のために

弊社の理念は、「技術と技能で人に感動を与え、社会の持続的発展に貢献する」です。

それを具現化する手段の1つとして、ようやく出版が実現しました。このブログをご覧になった「あなた」には、この本を手に取って頂き、中身が意図するものであれば、是非使っていただきたい、次世代を担う若い人に教育用として役立てていただきたい、そういう思いでおります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

長文を読んで頂きありがとうございました。

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