9月30日に令和4年度前期技能検定（国家資格）の合格発表でした。弊社では、今年4月に入社した新入社員の2名が、入社早々に金属塗装の2級を受験しておりました。

　2級を受けるにも、通常は実務経験が2年必要です。未経験の人は、入社3年目で初めて受けられます。彼らは、職業訓練校を卒業してきているので、2級の受験資格を持っています。「活かさない手はないでしょう」と、入社したら受験するよう、在学中に促していたので、良く訓練して卒業・入社してくれました。
昨日、訓練校の先生にも、合格の報告とお礼を伝えました。良かったです。

技能検定の実技内容と、弊社の実務とではだいぶ違います。また、「仕事ができる」というのとも、別物でもあります。それでも、2級とはいえ、入社早々に技能合格するというのは、意味があります。
彼らのキャリア形成するという自覚、会社としての姿勢、そして職業訓練校の後輩に対する手本です。

訓練校の在校生も「来年は自分たちも…」と思うようになり、訓練に対する姿勢が変われば、レベルが上がります。採用する企業も増えるでしょう。それでまた、生徒が増える。塗装業界としても良い方向に向かいます。

少し展望と期待も含めて、報告させていただきました。
1級を受験するには、2級合格後に2年の実務経験が必要です。何もないところからだと7年です。
ちなみに私、小柳は40歳にして、1級をとりました。取るなら早い方がいいですね…。

若い人には、次の目標に向けて引き続き頑張ってもらいたいです。
ちなみに、合格すると厚生労働省から技能士章が頂けます。2級は銀、1級は金色です。

ご参考までにアップしておきます。